VOICE住まい手の声
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CASE 2
まるで「家が生き返った感じ」がしましたよ!
完成:平成13年10月
リフォーム:令和4年11月
お住まい:青森市 -
Q リフォームをしようと思ったきっかけを教えてください
A 子どもたちが就職や進学で県外に行ってしまって、使わない部屋が出てきたんです。そしてだんだん家の中心に薪ストーブを置きたいと考えるようになって。新築当時は、主暖房がパネルヒーターで、薪ストーブがサブ暖房だったので、リビングの角に小さめの薪ストーブを取り付けていましたから、ちょっと物足りなかったんです。
Q リフォーム工事中の思い出をお聞かせください
A 現場で打ち合わせして決めてきても、家に帰るとやっぱりこうした方がいいとなって変えてもらったり、次々要望が出てきてしまって…でもどうしたらそれを叶えられるか大工さんも一緒になって考えてくれるんです。自分の位置に降りてきてくれるというか…だから新築の時よりも今回のリフォームの方がじっくり家づくりに取り組んだ充実感があります。新築の時も楽しかったけど、今回もかなり楽しませてもらいました!

Q 薪ストーブを替えて、いかがですか?
A 鋳物ではなく鋼板のストーブなので、火をつけるとすぐに熱くなります。鋳物はじわじわ熱くなるので、この吹抜けのある空間を温めるには少し時間がかかるのですが、速効性があって満足しています。さらにストーブには石(ソープストーン)が張ってあるので蓄熱性があり、朝まで暖かいし、炎を愉しむ場所とオーブンとして使う場所が違うので、炎の煤で食材が黒くなることもなく、美味しく仕上がるのでとても気に入っています。容量が大きいストーブなので、薪の減りが早いかなと思いましたが、思ったよりも薪の持ちもいいです。
Q お気に入りの場所を教えてください
A 薪ストーブのところはもちろんなのですが、一番は、夜に向こうの道路から見る我が家ですね。照明の明かりが漏れて「あそこ何?なんかのお店?」みたいな。
Q これからどんな生活をしていきたいですか?
A モノを増やさない生活かな。今あるものは自分たちで管理して、なるべく子どもたちには残さない。詰込みすぎずゆとりある収納を心がけたいです。


設計担当から
新築当時は「自分の山の木で家をつくろう!」
という県木住オリジナルメニューを実践したアクティブな家づくりでした。今回は21 年経ち、「ご夫婦二人で過ごす暮らし」をテーマに取り組みました。暮らしをつくるための家づくり、楽しんでいただけたようで私も嬉しいです!
(佐藤時彦)