自然素材を使った家に憧れるという方は多いのではないでしょうか。
今回は、そういった方へ向けて、無垢の床材の魅力をご紹介します。

□無垢の床材とはどんな床材？

床材には、木材やコルク、クッションフロア、タイルなど、さまざまな素材があります。
その中でも木材には、大きく分けて無垢の床材と複合の床材の2種類があります。
それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットを持ち、一概にどれが良いとは言えません。
使う場所や目的によっても適した素材が変わってくるため、それぞれの特徴をよく理解しておくことが大切です。

ここでは、無垢の床材と、比較として複合の床材にも焦点を当てて解説します。

無垢の床材とは、原木から直接切り出した木材を用いた床材を指します。
直接切り出した木材であるため、接着剤などが使用されず、そのままの状態で木材として利用されます。

メリットとしては、肌触りが良いことや調湿作用があること、リラックス効果があることや時間の経過によって味わい深い色合いに変化していくことなどが挙げられます。

複合の床材は、複数の素材を張り合わせてつくられる床材を指します。
表面の化粧材によって、「突き板フローリング」「挽き板フローリング」「シートフローリング」などに分けられます。

無垢の床材と異なり、調湿作用や味わい深い経年変化はありません。
比較的価格が安いことがメリットと言えます。

□無垢材のメリットとは？

先程も少し触れましたが、無垢材には多くのメリットがあります。
ここでは、代表的な3つのメリットについて解説します。

＊木材本来の味わいがある

無垢材は、丸太から直接切り抜かれた木材です。
人工的なものではないため、1つとして同じ木目は存在しません。
無垢材では、唯一無二の木目や味わいを楽しめます。

＊調湿作用がある

調湿作用とは、部屋の水分を吸収・放出して室内の湿度を快適に保とうとする作用のことです。
湿気でジメジメとした季節では水分を吸収し、乾燥する冬場は水分を放出します。
自然の力で室内を快適に保てるのです。

＊経年変化を楽しめる

新しい無垢材は木の香りや真新しい質感を楽しめます。
年月が経過した無垢材では、他の素材では出せないような風情のある色合いや質感を楽しめます。
このような無垢材特有の変化も魅力の1つです。

□まとめ

今回は、無垢の床材の特徴とメリットをご紹介しました。
健康的で快適な生活を送りたい方は、ぜひ無垢材を検討してみてください。
当社では、自然素材にこだわった家づくりを行っています。
ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。