
| 人の家に招待されて悪く言う人はまずおりませんが、おおむね好評のようです。でも、不思議と「良い」とは思うのでしょうが、自分たちの家でも無垢材を使いたいという風にはならないようです。たぶん大人は頭が凝り固まってしまっているので、自分の中の「常識」が既に出来上がっていて、「良いのは分かるが、これは特別木を好きな人たちが使う特別な材料」と思われているみたいですね。でも、子供たちの記憶にはきっと残ってくれていると信じています。 |

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現在主流の家造りでは『合板建材』というものが多く使用されます。これらの多くは、輸入材を利用し、接着剤や樹脂で様々な付加価値を付けて加工をし、大量に生産するため、無垢材に比べて安く、節も無く、施工も簡単で、木の欠点である傷やシミなども表面をプラスチックにすることで解消しています。一見良いことづくめに感じますが、無垢材の欠点を解消するために無垢材の利点を殺してしまっていたり、接着剤が健康被害を与えたり、と悪いこともたくさんあるのです。『とにかく安く、見た目キレイに』とお施主様に要望されればこの合板建材で造らざるを得ませんが、逆に『安全で健康な家を』と要望されれば無垢材での家造りになります。 私たちは、合板建材と無垢材、お互いの利点と欠点を説明した上で、目先の数年のことよりも、もっと先を見据えて無垢材をお勧めしていますが、県木住のユーザー様はその辺をしっかり勉強し、理解し、無垢材を選択されたということになります。 実際に無垢の床で生活されているユーザー様にとって、たまに触れる合板建材は、皆さんの想像以上の違和感と不快感が明らかにあるのだと思います。 それにしても、皆さん入居前は半信半疑だったかもしれない私たちの説明も、実際生活することでちゃんと理解してくれているのだなあと思いました。それと、皆さん「無垢材」のことを「軟らかい」ではなく「柔らかい」と表現されていることにとっても感心してしまいました。辞書ではイコールになっていますが、全然違うと思うのです。 |

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多かったのは22℃で、20~24℃が全体の76%を占めていました。 無垢の木は触ると暖かく体温を奪いません。また、表面温度も樹脂加工された建材やビニールクロスなどより高いので輻射熱の関係で同じ室内空気温でも木の家の方が体感温度として暖かく感じます。 |


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『梅雨時、夏場の湿度が高い時期は室内に入ると湿気が少なく爽やかです』『脱衣所にも湿気がこもりません』など、体や湿度計でハッキリ感じているという意見がたくさんありました。これは紛れも無く、木材を無垢のまま、もしくは呼吸を止めない塗料を施して使用している為、湿気を吸い取ってくれているおかげです。また、冬場の乾燥時期でも『お肌がしっとりしている』『乾燥時期も快適』などの意見が少数ですがありました。これは逆に木材が湿気を吐き出してくれているおかげなのですが、ユーザーの皆さんのお話では、この性質を持ってしても、パネルヒーターによる全館暖房の場合は『過乾燥対策が必要』との意見が多くありました。これは憶測ですが暖房を使い始めて、初めのうちは木材が湿気を吐き出して湿度を調整してくれているのですが、2ヶ月、3ヶ月と経つうちに全ての水分を吐き出してしまい、カラッカラになり2・3月まで持たないのだと思います。 木の家は、ちょっとやそっとでは結露しませんし、仮に結露が発生したとしてもサッシ枠内で納まる程度であれば建物に全く支障ありませんので、下記のように積極的に湿気を出すように工夫すると、春まで快適に過ごせると思います。 【対策例】 ■ 一番手っ取り早いのはやっぱり加湿器です(カラッカラになった木材は、いくらでも湿気を吸いますのでバンバン木材に湿気を吸わせるイメージで加湿する ■ パネルヒーターの上に、水を入れた紙コップや濡らしたタオルを置く ■ 観葉植物などをたくさん置いて、まめに水やりする ■ 室温を過剰に上げない(室温が高いほど相対湿度、木材の水分が下がります) ■ 床を水拭きする |

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『気になる』というユーザーさんが12%(3件)ありました。『少し気になる』は56%(14件)でした。もちろん新築ですので傷を付けないように大事にしてくれていることは大変ありがたいことです。でも床の傷が気になりすぎて住まい手のストレスになってしまうようであれば、スギの床を勧めている私たちの本意ではなくなってしまいます。 あるユーザーさんが『床の傷や汚れなどに気は使うが、それ以上にスギの床に満足しているので大変とは感じない』と、コメントしてくれていました。このように考えていただければ私たちも勧めた甲斐があったなと嬉しくなります。極端な言い方ですが1~2年たって、『仕方がない』と割り切れた時、ストレスが無くなり本当の意味での快適な家になります。無垢の床は、傷は付きやすいが実は傷に耐えられる材料だということにきっとその時気が付かれているはずです。 ちなみに、傷やシミに強い表面が樹脂加工されている合板フロアーですが、この合板フロアーを土足使いしたことを想像してみてください。きっと半年で表面の1~2mm程度の化粧単板は擦り切れて下地が現れ、ささくれ立ってくるはずです。土足で暮らす国では成り立たない材料です。これはかなり極端な例えですが、土足ではなくても15年もすれば部分的に土足使いと近い状況になるはずです。幸い一昔前までは、合板フロアーは冷たいということで引越しと同時にカーペットを敷くのが常識みたいになっていました。床面が一度も日の目を浴びずに建替えられていたのであまり気になりませんでしたが、よく見るとカーペットの下でさえ擦り切れているケースが多くあります。その証拠にホームセンターに行くと、擦り切れた所を補修する木目のシールが売ってあります。これもすぐ剥がれますが…。 同時期に合板フロアーを使って建てられた方々が、15年くらい経って『床の表面に干割れが入って、部分的に剥がれてきてるんだよなー、そろそろカーペット敷かなきゃみすぼらしいや』と言い始めたころ、県木住のユーザーさんの無垢の床は、傷もシミもまんべんなく付いて良い味を出し始めているはずです(このフレーズは木の良さを勉強しなければ理解不能でしょう)。その時必ずや『床も無垢材にして本当に良かった』と感じるはずです。 生活していく上ではどうしても傷もシミも付き物です。大事に使いつつも、早く良い意味で開き直れれば無垢の床は本当に快適な物になります。 |


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『くしゃみが治まった』『アレルギーが無くなった』『乾燥肌が無くなった』『グッスリ眠れるようになった』『お酒、食べ物が美味しく感じるようになった』などなど、このお返事を見させていただいた時、職員一同(と言っても4人ですが)ガッツポーズでした。『私たちが信じて勧めてきた家は正しかった!』と更に確信を持つことができました。 また、子供たちの変化についてのお返事では、『水拭きを手伝ってくれて散々傷を付けた結果、あまり乱暴に物を置かなくなりました』とか、『独立した子供達が、木の温もりが好きで、しょっちゅう遊びに来るようになりました』といったお返事もとてもありがたかったです。実は、気持ちの部分も考えて家造りを提案してきたつもりでしたので…。 ただ、気になるコメントが二つほどありまして調査しましたのでお知らせします。 『スギの床になれるまで足が痛くて大変だった』 それまでカーペット生活が長かったということで、滑りやすい杉の床になれるまで踏ん張っていたからだそうで、数日で慣れて問題なしだそうです。 『子供のアトピーが再発しました(冬)』 Q4~5で話が出ました過乾燥が原因の乾燥肌によるものと思われます。 |

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なんとビックリ!かなりの割合で『冬でも裸足です』というお返事が…。無垢の床は暖かい、これは紛れもない事実ですし、私たちもお客様に『冬も素足で大丈夫ですよ~』とは言っているものの、内心では『女性の方は、いくらなんでも冬は靴下やスリッパ履くだろうなー』と思っていたので、これからはもっと自信をもってアピールできます。(嬉) また、『家でゆっくりしているのが一番好きになった』『一日の仕事を終えて家に帰るのが楽しみになった』『家にいたい』『土日も家に居るようになった』などのお返事も住宅屋冥利につきるという感じで、大変だけどこの仕事をやってて良かったーと思いました。 『物を大事にする心が培われた』『自然素材、無添加等への意識が高まった』などのお返事では、木の家を建てることは勉強にもなるんだなあと感じました。 |

| もともと環境意識の高いユーザーの皆さんですが、県産材による家づくりを通して、それまで以上に近くの山々が気になるようになってくれたようです。(子供たちもです) |

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木の香りの効果はやっぱり凄い。と改めて思える結果でした。 しかし、ほとんどのユーザーさんに『入居したら匂いを感じなくなってしまって…』と悲しそうに言われます。決して香りは消えてしまったわけではなく、慣れてしまって感じなくなっているのだと頭では分かっていてもやっぱり悲しい…。気持ちはとっても分かります。私達もそうでした。 でも悲しがらなくていいのです。私の経験では、木の匂いに慣れて感じなくなった瞬間に化学的な危険な匂いを察知する悪臭センサーのスイッチが入っています。前々からこのように感じていたのですが次に上げるアンケートのお返事で確信を持ちました。 ■ 強すぎない自然の香りが好ましいと思うようになった ■ 匂い(臭い)に敏感になったように思う ■ 芳香剤を使わなくなった(きっと不快に感じ始めたのだと思います) 間違いありません(力説) |

| きちんと再植林されている山から来る輸入材であれば、使うことが悪いとは言いません。ただ、その材料を使用した明確な理由をお持ちであるかどうかが大事なのです。『安いから』という理由だけでは悲しすぎます。 |

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『思う』と答えられた方が80%、『よく解らない』という方が20%いらっしゃいました。 たぶん、『よく解らない』というユーザーさんは、DIY塗装ができなかった方々ではないかなと思います。 私たちがユーザーさんにセルフ塗装を勧める理由は二つあります。一つは少しでも合板フロアーとの工事費差額を少なくする為と、『自分たちで家守り(メンテナンス)する』という意識を持ってもらいたいという気持ちからです。(決して私たちがアフターサービスから逃げたいのではありませんよ) でもその成果なのか、お一人もホームセンターで売っているような合成樹脂系の呼吸が止まっちゃうワックスを使用している方はおらず、洗剤なども気を使ってくれているようです。苦労してみんなで塗って良かったですね。 |

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比較的、ヒバは男性に人気があり、スギは女性に人気があるようでした。 『それぞれの良さがあって順位は付けられない』というご意見もたくさんありました。ごもっともです。 『この場所にこの木は失敗だった』という意見も聞きたかったなぁと思いました。もし機会があったら教えてくださ~い。 |

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『無垢材への理解が必要』『合板建材はやめたほうがいい』『木の良さ』『時間を掛けてたくさんの家を見てから決めるべき』などの意見が多かったです。 私たちは常々無垢材の良さをアピールしています。もともと無垢材への理解がある方は説明を理解していただけるのですが、『汚れる・傷が付く・狂う・高い=悪いもの』と決め付けてしまっている方が多く、このような方は今までの経験上、いくら口頭で説明しても理解してもらえないケースがほとんどで、聞く耳を持ってくれません。どうしても目と頭だけでは理解が難しいようです。 もともと木の文化の国なのに、ちょっと悲しい気分になることがあります。これからも地道にPRしていきたいと思います。 |

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やはり皆さん傷・シミ・手垢などの汚れ、お掃除、外壁木部のお手入れ、狂いなどが大変と思われているみたいです。内部に関してはQ6の解説通りです。 外部の木材を利用した部分ですが、着色した場合3年目あたりから色あせが生じてきます。そうするとイメージ的に腐ってしまうのではなかろうかと再塗装するわけですが、色あせしても決して腐っているわけではないのです。よく古い小屋に張ったスギ板が灰色になっているのを見かけますが、それらは多分無塗装のまま張られて20年以上は暮らしていると思われます。黒っぽくなっても決して腐っているわけではなくて、それからが強いのです。私たちの本音をいうと、黒っぽくなってからの方が渋くていい感じです。もしかすれば着色の原点は『白木だと風格がなくて格好が悪いので初めから着色して黒くしてしまえ』という感じだったのかもしれません。 ただし、全面に木を張っている場合は、全体的に古美てくるのでよいのですが、部分的に木を張っている場合、その他の部分がまだキレイなのでやっぱり色あせが気になってしまう、という気持ちは分かります。そこで提案ですが塗り替えに疲れたら、最後は黒く着色すればその後の色あせはあまり気にならず、もう塗り替えする必要は無くなるのではないかと思います。 また、無垢材はサイディングのように『数年で廃盤になりました』ということもありませんし部分補修も可能なのです。 気になるお返事について一応コメントしておきます 『自然に割れた所が危ないと思う』 割れる現象は心持材(丸太の樹芯を取り込んで製材したもの)で発生することがありますが、その割れは樹芯に到達すればあと進むことはなくて、真っ二つにはなりません。真っ二つにならなければ強度は殆んど変わらないので問題無しです。 『地震のニュースを見ると、木造住宅って大変だなと思う』 確かにTVでは木造住宅の倒壊ばかりを紹介しています。それは潰れるような古い家は木造が大多数を占めているということがあります。また、1階が車庫や店舗などの無理がある間取りばかりが倒壊しているのであって、決して木造が弱いというわけではありません。いざ壊れた時は、かえって重い鉄骨やコンクリートで建てられた家の方が怖いような気がします。 もしかすればCMスポンサーの絡みで大手住宅メーカーの家の倒壊は放送できないのかもしれませんし…。 |

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どうやらご自分の寿命で年数を書かれたのかな?という結果でしたが最低50年(植林して伐採されるまでの期間:これ以上短いと緑が減っていくので)は住んでいただきたいと願っています。昔は『お爺ちゃんが木を植えて、お父さんが育て(ここまでで50年)、子供が建てる』というサイクルだったそうです。一世代のサイクルが約25年と言われますので最低75年は住まわれていたことになります。多分この時代は家を建てることが『ステイタス』という意識は全く無く、先祖代々のサイクルの中の一つの役割だったのだと思います。
ただし、今は昔と違って核家族化が進み、転勤もあったりして、子供たちが家を受け継ぐとは限りません。事情があってその家を売却しなければならなくなる場合もあるでしょう。でも『その家欲しい』と思ってくれる第三者が出てきてくれればOKだと思います。以前、住宅雑誌にこんなことが書いてありました。 田舎の古い家に住むおばあちゃんが、おじいちゃんが亡くなって一人になってしまった為、町の息子夫婦のところに行くことになり、長年大事にしてきた家を売りに出しました。その家を引き渡すとき、もう出て行くというのに一生懸命掃除をし、障子紙を張り替えて出て行ったそうです。 また、しっかり手入れのされた、無垢材だらけの古いアパートが人気あるとか、古い家の価値が分かる人たちは通勤が大変でも、好んで古民家を購入するという話もよく聞きます。誰かしらが愛してくれればその家は残るのです。イギリスでは、新築の住宅はほとんど無く中古を購入し自分なりに手を入れて住むのが主流となっています。イギリス人ではないけれど分かる人には価値が分かるのです。 親が壊すと言っても、『壊すのはもったいない』と子供たちや周りの人達に反対される、そんな家を造っていきたいと思っています。 |

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7割以上が『起こらない』という回答でした。 『起こる』と回答された方のほとんどは、木材がまだしっかり乾燥していない一冬目の一回だけで、その後は原因を突き止めてその後は起こっていないようです。 県木住の家は、室内の仕上げに呼吸をする材料を使用しているので基本的に結露が生じにくいはずです。ただし、新築して一度目の冬は、木材に水分が多い為結露が発生しやすいです。二冬目にはだいたい落ち着きますので、2年目以降のお宅では結露発生0%になるのではと思っています。 それにしても、窓は断熱が極端に落ちますので、全く結露しないということは通常考えられないのですが、無垢材その他の調湿性能により窓部分も全く結露しないというお宅がほとんどで、改めてびっくりでした。 カビに関しては、間取り上の原因が多く、とにかく空気をこもらせないように動かすことが必要です。 Q4と関係してきますが過乾燥対策で加湿器を使えば結露がひどくなる可能性があります。よって乾燥対策をほどこしながら同時に結露対策も必要になります。 【対策】 ■ 暖房器具が無い部屋は閉めっきりにしないで家全体の温度差をなくする。 ■ 冬の風が強いときは、北面、西面の温度設定を意識して高めにする。 ■ ガラスが汚れていると結露しやすいのでキレイにしておく。 ■ 洗面所やキッチンなどで必要以上に蒸気が発生する時はしっかり機械換気をする。 ■ 室温をあげると結露は少なくなりますが、過乾燥になるので頃合いが難しい。 結露が発生しているお宅でも、窓枠内で結露が治まっている場合は特に問題はありませんが、上記工夫で減らすことは可能と思います。 以上、アンケート回答の感想をまとめてみました。木の良さをご理解いただけたでしょうか? もっと詳しく話を聞きたいという方は遠慮なさらずご連絡ください。 |