家づくりの考え方

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1棟1棟の手づくりである

家を持つ理由は様々だと考えますが、大半の方はその家に長く住み続けたいと思うでしょうし、だからこそ自分の好みに合ったものを選ぶ検討をするのだと考えます。県木住が建売住宅を建てないのは、家は住まい手と一緒につくるものだと考えるからです。住まい手の希望をじっくり聞き、一生懸命考え、しっくりくるオーダーメイドの家で無ければ長く住んで戴けない、と考えるからです。県木住では手づくりの木の家をつくっています。現場に入る大工さんを初めとする職人さんが、プロとしての知恵と技を発揮し1棟1棟コツコツと丁寧につくっていきます。考えられた設計と、職人達の努力と、住まい手の想いが沢山詰まった家だからこそ、何度でも直して長く住み続けようと思うのではないでしょうか

施主参加の家づくりである

先に述べましたように、県木住では手づくりを大事にしています。さらに、お施主様にも積極的に現場に入ってもらい、家づくりを味わって戴いております。一例でご紹介しますと、大黒柱の伐採作業、しっくいの塗り壁作業、外壁の塗装作業、杉床のオイル塗り作業、その他、本棚や踏み台制作、上級者はウッドデッキ製作などの木工作業です。お施主様が参加することにより、山や林業の事、木の事、家づくりの事、メンテナンスの事も学んでほしいと考えております。私どもや職人さんと時間を共にし、自身が手を掛けることで、ご入居の時にはすでに愛着が湧いていることでしょう。

スギ床のすすめ

木杉は日本固有の樹種で、本州最北端の青森から屋久島まで広く分布しています。日本の代表的な木です。県木住で主に使用するのは、戦後人工的に植樹した樹齢40~50年生の間伐材です。最初の見た目は心材の赤身と、辺材の白太がはっきりと表れますが、経年変化と共に全般に飴色に変化していきます。とりわけ柔らかい材種であるため、加工がしやすく昔から建築や農機具の部品、電柱などに使われてきました。家具には不向きとされていますが、床材を初めとする直接肌に触れる場所に使用すれば、弾力性に富み、とても感触が優しい木なのです。県木住では杉の無垢材を、主に柱などの構造材と、床材、建具に使用しています。床材は木の呼吸、手触りを損なわないように、植物系オイルのみの仕上げをします。杉本来の風合いや調湿効果により、年中足がとても気持ちいいです。皆さん、最初はキズを気にしますが、経年変化と共に艶も増していく為、そのキズも気にならなくなります。