■日本の木造住宅の8割は輸入木材で造られています。これはとっても不自然なことなのです。
日本は国土面積に対する森林面積の割合は67%、世界第3位です。森の国に思えるカナダは39%しかありません。しかし、日本の住宅用の木の8割は輸入木材です。大量買付けにより安価に輸入しています。外国材の大半は北欧やカナダの原生林の大径木によるものです。住宅用として狂いねじれが少ないのは米ヒバ・米マツですが、近年輸入量の多いホワイトウッドは、とても湿気に弱く腐りやすい木材です。※(県産・国産木材を使う)参照 そのため、扱いを楽にして輸送コストを下げるため防カビ・防腐処理が行われて輸入されます。
■輸入材が建築材になるまで
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| 諸外国で大量伐採 (生木) |
生木に防腐防カビ剤を添加輸出 (薬品添加木材) |
約1~3ヶ月間の航海伐採からは約6ヶ月 | 未乾燥で 日本へ |
税関の検査等で 国内の港に 約1ヶ月保管 |
材木市場へ |
製材後、または乾燥時にも薬品添加 |
丸太で輸入される場合、日射と雨風にさらしっぱなしの長い船旅の間、生木を腐食やカビから守るために薬剤を使うのは不可欠です。更に丸太に関しては防虫処理が義務付けされています。無添加安全木材とは一切の薬剤を使わない木のことですが、コスト優先の輸入木材は輸送時点で薬品添加木材になってしまいます。その後陸揚げされて、製材後に再度薬品を注入します。また乾式という乾燥材への薬品注入もあります。それらの木材で集成材に加工されないモノは薬漬けでも『無垢材』として流通されています。また、製材してから輸入される場合、防虫処理は義務付けられていませんが、これもコスト優先でコンテナに隙間なく詰められて蒸し蒸しの状態で輸入されることと、長期在庫を可能にする関係上、防カビ・防腐処理は不可欠です。完成間近にはクロス貼りで、その存在がほとんど見えなくなります。コスト低減目的の輸入材ですが、それはどうしても薬品が浸透した建築木材になってしまいます。
■青森県産材が県木住の家になるまで
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| 樹齢50年前後の材を計画伐採 (生木) |
乾燥後の変形を加味して大きめに製材 (無添加のまま) |
人工乾燥 (無添加のまま) |
乾燥後の変形を修正(無添加のまま) |
養生 (無添加のまま) |
無添加のまま県木住の家へ |
『県木住の家』は全て国産材、しかも、殆んどが県産材を使用します。管理にとても気を使いますが、伐採から完成まで薬剤処理を一切行わない、安全な100%無添加木材を使用した家になります。伐採後に製材し人工乾燥された木材は、木の長所を活かしたまま充分に水分が抜けていますから、後々の狂いも少ない建築材になります。様々な薬剤処理や間違った塗装処理を行って無垢材の良さを失ってしまっている材料でも平気で『無垢材』と伝えている建築屋さんもおりますが、私たち県木住は、住む方々に健康被害を与える可能性がある不必要な処理をした木材は『無垢材』と言いません。100%無添加の木材のみを『無垢材』と言っています。